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08.06.19
最近、

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加藤クリニック|麻布 院長ブログ

08.06.19 -

最近、

ドストエーフスキイの「カラマーゾフの兄弟」を
岩波文庫の米川正夫訳で読みました。
私はドストエーフスキイ作品の中で
「白痴」が最高傑作だと思うのですが、
「カラマーゾフの兄弟」も素晴らしかったです。
惜しむらくは、この作品が未完のまま
ドストエーフスキイが他界してしまったことです。
全く私は彼の作品を1ページでも読む毎に感銘を受け、
心が鼓舞されるのを感じるのです。

07.01.30 -

最近読んだお話

江戸時代のこと、白隠禅師は大悟して郷里の町で住職をしていた。
その町の豆腐屋の娘がいたずらをして子を産んだ。
娘は何よりも父親に叱られるのが怖かった。
その父親は禅師を心から尊敬していた。
それで娘は禅師の子だと言ったら叱られないだろうと思って、そう言った。
ところが父親は禅師に裏切られたと思い、カンカンに怒って、
その赤子を寺へ持って行って白隠の膝に押しつけた。
白隠は黙ってその子を受け取って乳をもらい歩いて育てた。

季節は冬でその日は雪が烈しく降っていた。
禅師は子を懐に入れて、風邪を引かない様に労わりながら、
悪い道をいつものように乳をもらう為に歩いていた。
その姿は見るからに神々しかった。
娘はそれを一目見るや、泣いて父親に実を告げた。
寺の教徒は遠近に及んだという。

白隠禅師の崇高な行為、それに感銘して行為した娘に
日本人の心の原点を見ました。


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