乳腺と脂肪組織の代わりに豊胸インプラント(バッグ)を挿入することでバストを大きくする方法です。自然で美しいバストを形成するためには、おひとりおひとりの骨格や肉付きなどを詳しく診断し、最適な豊胸インプラントの挿入位置を選択することがとても重要になってきます。豊胸インプラントによる豊胸手術は、高度な技術と手術後のアフターケアをしっかりと行うことで、現在では長期的にバストアップ効果が持続できる唯一の方法です。当院では皆様に安全でご満足度の高い「豊胸手術」をお受けいただくために、手術前から手術後まで身体と精神的なフォローアップをしっかりと行う「トータル安心ケア」をモットーとした診療を行っています。

当院は豊胸手術における技術と豊富な実績、信頼性が認められ、美容先進国アメリカにおいてシェア50%以上を誇る、世界一流豊胸バッグメーカー「メンター社」より優良認定を頂いております。
豊胸手術(インプラント豊胸)症例


加藤総院長 コメント
術前、左右でブラサイズが1cup以上の差があり、右胸部前面が左胸部に比べて凹んでいました。この左右差を修正するため高さの異なるタイプのインプラントを選択しました。患者さんと患者さんのお嬢さんも仕上がりをとても気に入って戴いております。
【可能性のある治療リスク】
腫れ、痛み、内出血、浮腫み、カプセル拘縮、リップリングなど
※症状の出方、経過には個人差があります。
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料金表
料金表
インプラント豊胸 | |
¥1,320,000 |
※消費税込み表記となっております。
※インプラント代(豊胸バッグ)、麻酔代込み料金です。
※クレジットカードなど分割お支払いも可能です。
・未承認機器・医薬品等
この治療で使用されるメモリージェルは医薬品医療機器等法上の承認を得ていない未承認医療機器です。
・入手経路等
アメリカのメンター社より個人輸入しております。
・国内の承認医薬品等の有無
国内においては承認されている医療機器はありません。
・諸外国における安全性等に係る情報
米国FDA(アメリカ食品医薬品局)承認、CEマークを取得しております。
治療リスク→腫れ、痛み、内出血、浮腫み、カプセル拘縮、リップリングなどです。
・未承認機器・医薬品等
この治療で使用されるパーテースは医薬品医療機器等法上の承認を得ていない未承認医療機器です。
・入手経路等
フランスのペルース プラスティ社より個人輸入しております。
・国内の承認医薬品等の有無
国内においては承認されている医療機器はありません。
・諸外国における安全性等に係る情報
CEマークを取得しております。
治療リスク→腫れ、痛み、内出血、浮腫み、カプセル拘縮、リップリングなどです。
・未承認機器・医薬品等
この治療で使用されるモティバは医薬品医療機器等法上の承認を得ていない未承認医療機器です。
・入手経路等
Establishment Labs社より個人輸入しております。
・国内の承認医薬品等の有無
国内においては承認されている医療機器はありません。
・諸外国における安全性等に係る情報
NuSil社製の医療用コヒーシブシリコン原料が米国FDA(アメリカ食品医薬品局)に承認されております。
治療リスク→腫れ、痛み、内出血、浮腫み、カプセル拘縮、リップリングなどです。
豊胸手術(インプラント豊胸)スケジュール
TEL相談 または メール相談
ご質問等お気軽にお問い合わせ下さい。一般的なご質問から医学的なご質問まで詳しくご返答いたします。医学的なご質問に関しましては、正確な情報をご返答する為に、逐一ドクターに確認するよう努めております

ドクターカウンセリング
執刀ドクターとのカウンセリングになります。手術方法などの詳しい説明はもちろんのこと、患者様のご希望や動機なども詳しくお伺いするため、時間を充分にお取りした内容の濃いカウンセリングを行っております。 また手術を行う、行わないに関わらず何度でもカウンセリングは可能ですので、ご納得いくまでご相談下さい。

手術当日
手術時間は約1時間です。安全を大前提としまして、自然でキレイなバストを形成できるよう、きめ細かい丁寧な手術を行っております。手術終了後2~3時間リカバリールームでごゆっくりお休み頂き、身体の状態が落ち着かれましたらご帰宅となります。

術後3日目検診
状態の確認とバストバンド・ドレーン抜去を行います。
(バストの状態により4日目になる場合があります。)

術後7日目検診
状態の確認と抜糸、カプセル拘縮を予防するためのマッサージ指導を行います。
※テクスチャータイプ豊胸バッグの場合は基本的にマッサージはありません。

以降
2週間後、1ヵ月後、3ヵ月後、6ヵ月後、1年後を目安としまして定期的に状態を確認させていただく為の定期検診をお願いしております。また上記に定めた日程以外でも状態の不安や疑問点などございましたら、いつでもご来院頂き検診をお受けいただけます。より良い状態を保つ為に出来る限り検診にご来院いただきたいのですが、どうしても定期検診のご来院が難しい方は、TELやメールでのアドバイス等も可能ですのでご安心ください。
豊胸手術の変遷と当院の豊胸手術
1950年代
パラフィンやシリコンジェルを直接注入する豊胸手術
1960年代
シリコンジェルや生理食塩水豊胸バッグによる豊胸手術
1980年代
日本国産のシリコンインプラント製造
1987年
米国形成外科学会が脂肪注入豊胸(1ヵ所大量注入)を禁止(反対)
1992年
米国FDAがシリコンインプラント使用中止勧告
日本国産シリコンインプラント製造中止
1994年
<当院>麻布美容外科開業
1996年
<当院>大胸筋下法(腋窩アプローチ)にて生理食塩水インプラントの使用を開始
2001年
<当院>仏国アリオン研究所のCMCインプラントの導入
カルボキシメチルセルロース(CMC)ハイドロゲルは、生物分解性で毒素も変異原性もない粘弾性を有する水溶性ゲルとして1984年以来臨床で使用されてきましたが、1994年にこのCMCハイドロゲルを充填した豊胸用モノブロックインプラントがフランスアリオン研究所の開発により登場しました。2006年には、2000年2月から2005年2月までにCMCハイドロゲルインプラントを使用して豊胸手術を受けた122人の患者さんを対象に、生理食塩水インプラントとシリコンインプラントと比較した場合の優れた点が確認されたという研究論文が発表されています。
CMCインプラントの安全性を証明する論文(英文PDFフェイル)
2003年
脂肪幹細胞加脂肪移植術(CAL)の臨床が始まる
<当院>加藤クリニック麻布に名称変更
2006年
米国FDA「メンター社」ほか1社のシリコンインプラントを再認可
<当院>「メンター社」メモリージェルシリコンインプラントを採用
大胸筋下法に加えて筋膜下法を採用
アナトミカルタイプも導入
ヒアルロン酸注入豊胸
2009年
米国形成外科学会、米国美容形成外科学会にてDr.コールマンなどの臨床研究による脂肪注入豊
胸(1ヵ所少量注入)の有効性を認める(肯定的なガイドラインの作成と公表)
2011年
仏国ヒアルロン酸注入豊胸を禁止
2015年
<当院>モティバエルゴノミクスインプラントを採用
2017年
<当院>コールマンテクニックによる脂肪注入豊胸開始
内視鏡を用いた無血豊胸導入
インプラントと脂肪注入を組み合わせたハイブリット豊胸を採用
豊胸インプラントについて
一般的に豊胸に使われる人工物をマンマリーインプラント(mammary implant)と呼び、その構造は外皮(シェル)と内容物で構成されています。外皮(シェル)構造にはツルツルとした表面のスムースタイプと、ザラザラした表面のテクスチャータイプがあり、さらに内容物、形状(アナトミカル型・ラウンド型)の違いでみると数種類のバッグ(人工乳腺)があります。当院では主にシリコンジェルの豊胸インプラントを使用し、ワキの下から挿入する方法を行っています。
1992年に米国FDA(※)が医学的懸念からシリコンインプラント使用中止要請を出しましたがその後の研究により、発ガン・自己免疫疾患との因果関係が否定され、2006年11月米国FDAにおいて「メンター社」他1社のシリコンインプラントの使用が許可されました。現在日本では、再び多くの医師がシリコンインプラントを使用しています。シリコンを内容物としたインプラントには2種類あります。シリコンの流動性があるジェル状タイプの物、シリコンの流動性を抑え万が一漏れた際の流失を防ぐコヒーシブシリコンです。安全性で見た場合、漏れ対策を考慮して開発されたコヒーシブタイプの方が優っているといえるでしょう。
シリコンインプラントはその他の内容物のインプラントと比較した場合、触感の良さに優れており、もともと乳腺のボリュームが少ない方にも違和感が少なく、もとの胸に馴染むといわれています。
※米国FDA・・・米国食品医薬品局。日本の厚生労働省にあたる。
米国FDA承認 シリコン豊胸バッグ

米国メンター社の「メモリージェルTM」(エリートジェルTMより名称変更)は、2005年4月、米国FDA諮問委員会が安全性、有効性の審査を行い、2006年11月に正式に使用が認可されました。現在世界各国で市販されている豊胸インプラントの中で、最も安全性が高く、副作用(カプセル拘縮)の確立が低いことが米国FDAの治験データにより証明されております。 「メモリージェルTM」は、特別に開発された医療用の最高品質のコヒーシブシリコンジェルで、人間の乳腺に極めて近い自然な弾力性を備え、体の動きに合わせて自然なバストラインを生み出す、形状記憶型の豊胸インプラントです。

またシリコンジェルを包み込む外皮(表面部分)が、豊胸インプラントでは初の「4層構造」で製造されており、安全性も極めて高くなっています。メンター社製のシリコン豊胸インプラントは、現在米国をはじめ世界約50カ国で認可・使用されております。

メンター社工場内で行われている「豊胸インプラント伸長テスト」風景。厳密なる数々の検査に合格したインプラントを使用しています。 米国FDA承認。CEマーク(※)取得済です。
最もやわらかいテクスチャータイプの豊胸バッグ

フランスのペルース プラスティ社「パーテース」テクスチャータイプ(豊胸バッグの表面がザラザラした、基本的に手術後のマッサージ不要タイプ)は、世界で最もやわらかいテクスチャータイプの豊胸バッグです。バッグ表面のテクスチャー(凹凸)部分の大きさが他社メーカーの豊胸バッグに比べて飛躍的に小さいため、テクスチャータイプ特有のゴワゴワ感が解消されており、やわらかさを生み出す最大の特徴といえます。
主なメーカーの豊胸バッグ表面部分比較写真




「パーテース」マイクロテクスチャーは、凹凸形状が極小のため、小さい凹凸を数多く作ることにより、豊胸バッグと皮膜(カプセル)の癒着を小さくし、薄いカプセルを形成します。そのため、カプセルが厚くなることを防ぎ、やわらかいカプセルが形成されるので、やわらかなバストの感触が得られます。
また内容物のシリコンは、破れても外に漏れることの無い乳腺の感触に極めて近いソフトコヒーシブシリコンとなっております。表面(外皮)部分も3層構造となっており、分子レベルのシリコン漏れに対しても厳重な作りとなっています。 フランス国内においては40%のシェア(1位)を誇り、ヨーロッパ各国、南米でも使用されております。CEマーク取得済の安全性の高い豊胸バッグといえるでしょう。

ペルース プラスティ社で行われている「パーテース」バッグの圧迫テスト風景。数々の厳密な検査に合格した安全な豊胸バッグを使用しています。
当院ではメンター社の「メモリージェル」やペルース プラスティ社の「パーテース」、モティバエルゴノミクスインプラントといった安全性が高く、そして極めて本物のバストに近い感触を得られる豊胸バッグを厳選し採用しております。診察においてご希望などをお伺いし、最適な豊胸バッグをご提案させていただきます。