診療内容

ルフォー1型骨切り術（以下ルフォー）は、上顎骨を骨切りし、前後上下左右への移動および回転を組み合わせて適切な方向に移動させ、理想的な位置に固定することで口元の突出感や、中顔面の長さなど骨格の不調和を改善する手術です。
ただしルフォーは、単独適応される症例は少なく、上下の歯の噛み合わせの問題や鼻など別の部位に不具合が生じることがあるため、下顎枝矢状分割骨切り術（以下SSRO）と組み合わせることがほとんどです。

ルフォー＋ＳＳＲＯは、もともとは噛み合わせを治すための手術でしたが、手術に伴いお顔の印象を大きく変えることができるため、現在では美容領域に応用されています。
また、ルフォー＋ＳＳＲＯ後は、噛み合わせが変わる可能性があるので、熟練した矯正歯科医との連携が必要です。当院で行う場合は、信頼できる歯科を紹介いたします。

ルフォー

ルフォーは、上顎骨を鼻翼基部あたりから水平に切ることによって、上顎を適切な位置に移動させ、骨接合用のプレートとネジで上顎を固定します。

【可能性のある治療リスク】
左右差、腫れ、内出血、感染、傷痕、色素沈着、異物反応、痛み、しびれ、その他知覚異常、脱毛、組織壊死、視力障害、顔面神経障害、アレルギーやショック反応など
※症状の出方や経過には個人差があります。

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SSRO

SSROは、下顎骨を矢状面で分割して下顎を後方や前方に移動・回転させます。

【可能性のある治療リスク】
左右差、腫れ、内出血、感染、傷痕、色素沈着、異物反応、痛み、しびれ、その他知覚異常、脱毛、組織壊死、視力障害、顔面神経障害、アレルギーやショック反応など
※症状の出方や経過には個人差があります。

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Before／After（ルフォー＋SSRO）

上下顎を移動させることで大きな変化を出せます。


ルフォー＋ＳＳＲＯを行い、上下顎を回転させることで、斜め上から見たときのフェイスラインを正面でも再現し、小顔にすることも可能です。口元の印象を変えるだけで上品に垢抜けるため、希望する方が多い術式です。

右下の図のように時計回転移動させた場合、正面から見たときに輪郭がシャープになり、より小顔効果が得られるのがわかります。
実際の手術の場合、水平移動と回転移動を組み合わせて患者様に一番あったプランをご提案します。

【可能性のある治療リスク】
左右差、腫れ、内出血、感染、傷痕、色素沈着、異物反応、痛み、しびれ、その他知覚異常、脱毛、組織壊死、視力障害、顔面神経障害、アレルギーやショック反応など
※症状の出方や経過には個人差があります。

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ルフォー1型骨切り術＋下顎枝矢状分割骨切り術（SSRO）経過

ルフォー1型骨切り術＋下顎枝矢状分割骨切り術（SSRO）合併症

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